4/11(金曜日)です。
このブログは、インプラントに関する
基礎の
基礎を学ぶブログです。
毎週
金曜日にアップしています。
今日のテーマは、
『インプラントはダメになるの?:その2』です。
今日は、インプラントを埋入した(手術した)直後に起ること問題について解説します。
インプラントがダメになる時期として一番多いは、インプラントを埋入した直後です。
インプラントが骨と結合(くっつく)するまでの期間です。
その原因としては大きく分けて以下のことが考えられます。
1 骨の硬さによる問題(インプラントの安定性が悪い場合)2 感染による問題3 インプラントに無理な負荷(力)がかかった場合まず、一番目の
骨の硬さによる問題ですが、骨には軟らかい骨と硬い骨とがあります。
問題となるのは軟らかい骨です。
わかりやすい話しをしますと『骨粗鬆症』という骨の状態があります。
聞いたことはあるかと思います。
骨がぼそぼそで軟らかい骨のことです。
転んだだけでも骨折するような骨のことです。
軟らかい骨は上顎、特に奥歯に認められます。
女性と男性を比較すると女性に多く、年齢が高くなればなるほどその傾向は高くなります。
もしインプラントの手術時に骨が軟らかいと思われた場合(もしくはインプラントの安定性が悪いと思われた場合)には通常よりも長い期間お待ちいただくことになります。
また、インプラントの本数を増やす等の対応も有効になります。
次に
感染による問題です。
インプラント手術直後は傷口から感染しないように抗性物質を服用していただくとともに毎食後に抗菌性のある洗口剤(クロルヘキシジン含有製剤)でうがいをしていただきます。
しかし、十分うがいができていない方は感染を起こすことがあります。
もし初期に感染を起こし、骨と結合していないと判断した場合には早期にインプラントを摘出させていただきます。
感染を疑った状態で無理に放置することは周囲の骨を吸収させてしまいのちの治療を困難にさせるからです。
摘出後は歯肉の治りを待ち再度インプラントの埋入をさせていただきます。
3番目は
インプラントに無理な負荷(力)がかかった場合です。
これがインプラントの初期の問題で最も多いことです。
インプラントと骨が結合するまでは無理な力が加わらないように安静にします。
欠損が少ない場合には問題はあまりありませんが、
総義歯のように大きな義歯を使用している場合には問題が起る可能性があります。
義歯から加わる圧力でその下にあるインプラントに負荷がかかるのです。
義歯を使用している方には義歯とインプラントが接触する部位をくり抜き
負荷がかからないようにしますが、やはり歯肉が腫れてきたりしますとどうしても義歯による圧迫が起ります。
大変だとは思いますが、歯肉の腫れがおさまるまでの期間は外出する時や食事以外はできる限り義歯の使用は控えていただきたいと思います。
また、インプラント埋入後(1回法の場合)には口腔内にインプラントの蓋(金属性の丸い蓋)が見えます。
この蓋をできる限り触らないようにしていただきたいと思います。
指や舌で触ったり、歯ブラシの先で触れないようにしていただきたいと思います。
また食事の際にもできる限りインプラントを行った側で噛むのを避けていただきたいと思います。
次回のブログは4/18(金曜日)になります。
次回のテーマは、
『インプラントはダメになるの?:その3』になります。
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