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骨吸収を起こすと治療が大変になる?:その3

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今日のテーマは、骨吸収を起こすと治療が大変になる?:その3』です。


少しおさらいをしましょう!
今までの2回では、
骨吸収が起こる原因として 以下のことを解説してきました。
1.歯周病 を放置した場合
2.歯がないまま長期間そのままになっている 場合
3.歯根破折 を起こした場合
4.虫歯 を放置した場合
です。
特に歯周病 を放置した場合と歯根破折 を起こした場合は、歯を支えている骨が急激に吸収します。
その結果、抜歯後にインプラント治療が難しくなったり、骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体が不可能になるケースもあります。

そして、骨吸収を起こさせないことが インプラント治療において 最も重要であることを解説してきました。
それでは、骨吸収が起こってしまった場合には どうしたら良いのでしょうか?
骨吸収を起こすとインプラント治療はダメなのでしょうか?(できないのでしょうか?)

答えとしては、骨吸収が起こっていても インプラント治療は可能です。
骨を増大する治療を行えば 可能です。
しかし、問題点もあります。
今回のこのシリーズのテーマは、
『骨吸収を起こすと治療が大変になる?』
です。
骨を増大させることは可能なのですが、骨吸収が大きければ大きい程治療が難しくなります。
治療が難しければ、治療後の腫れも大きくなります。

それでは、始めに骨を増大させる治療法について解説します。
骨を増大させる治療法を
GBR法(骨増大治療と言います。
GBR法については、知っていられる方も多いかと思います。
このブログは、基礎ブログですから、
インプラントについてまだ知識のない方でも できるかぎり簡単に ご理解していただけるように
解説してきたいと思います。

GBR 法とは、インプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。
GBR法の術式としては 2つの方法があります。

一つは インプラントを植立するに骨の増大をはかる方法です。
これは、インプラントの前準備としてのGBR 法です。
まず、歯肉の中に 骨の再生を促す 特殊な膜を入れます。(下の図1参考)
状態によって異なりますが、3~4ヶ月間骨が成熟するのを待ちます。
その後、膜を除去するとインプラントに適した骨が膜の下に再生しています。
そこで初めてインプラントの植立を行います。
この方法は、治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅がない人などは このGBR 法を行ってからインプラントを行う必要性があります。
無理な状態でインプラントを行ったとしても 長期的な安定は期待できません。
今後のことを考えれば確実な選択といえます。

次にインプラントと同時にGBR 法を行う方法です。
これは、インプラントを行うには骨が少ないが(骨幅に問題があるが)、術前GBR 法をしなくても大丈夫な場合に適応します。
インプラントを植立すると同時にGBR 膜を併用します。
約3ヶ月後に膜を除去し、後は上部構造を作製するだけです。(下の図2参考)
397764664774
3971100000
9999999
11111

それでは、実際のGBR法の症例を見てみましょう!
下の写真は、初診のレントゲン写真です。
下顎臼歯部にインプラントを希望されて来院されましたが、骨の凹吸収が大きく認められ、
このままではインプラントは行えません。
そこで GBR法を行い、骨の増大後インプラントを行う計画を立てました。
下顎の奥歯が欠損しています。
その部分に骨吸収が認められます。
33333333
下のレントゲン写真は、GBR法 後5ヶ月のインプラント診査時の状態です。
骨の凹吸収部に再生が認められます。
骨吸収の穴が埋まってきているのがわかるかと思います。
インプラントを行うのに十分な骨の高さができました。
白いピンのようなものは、インプラントの診査を行うための器具です。
初診時の状態と比較すると骨が増大しているのが分かると思います。
22222223
下の写真は、インプラント埋入後(GBR法 後)10ヶ月の状態です。
インプラント周囲に十分な骨が存在しており、安定した状態です。
このように骨がない(少ない)部分には骨を再生させて行うことが必用です。
11111199999
このように骨の増大は可能なのです。
しかし、これには大変な面もあるのです。
次回は、GBR法の大変さについて解説します。
GBR法はインプラント治療の基本中の基本の話しです。
インプラントをこれから学び始める方は是非ご覧になっていただきたい内容です。


このブログが始まって以来 毎週金曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週金曜日にアップしたいと考えております。


当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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インプラント治療が大変になる原因!:その1

2014年 2月28日(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、インプラント治療が大変になる原因!:その1』です。



インプラントは、チタンでできたネジを顎の骨の中に埋め込む治療です。
そのため、ネジを埋め込む骨の状態に大きく左右されます。

適切な状態でインプラントを埋め込んでこそ 長期安定が望めるのです。

インプラントを行うにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さがない場合、
そのままの状態でインプラントを行うと 成功率は非常に低くなります。
適切でない状態とは、骨吸収が起こった状態です。

骨吸収が起こる原因として 以下のことが考えられます。
1.歯周病 を放置した場合
2.歯がないまま長期間そのままになっている 場合
3.歯根破折 を起こした場合
4.虫歯 を放置した場合
です。
特に歯周病 を放置した場合と歯根破折 を起こした場合は、歯を支えている骨が急激に吸収します。
その結果、抜歯後にインプラント治療が難しくなったり、骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体が不可能になるケースもあります。

最近は、このような骨吸収があまりにも進行してから来院される方が多いのです。

もし、骨吸収が起こっていた場合には、骨を増大させる治療法を行います。
この治療法をGBR法(骨増大法) と言います。
GBR法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。

骨は再生が可能なのです。

このような話しをすると
『骨は再生が可能なんだ!』
『骨の再生が可能であれば、骨吸収が起こっていても大丈夫だ!』
と考えられるかもしれません。
骨の再生(増骨)には、限界があります。
骨の吸収状態により治療の難易度は変わります。
骨吸収が大きければ 大きい程 骨の再生(増骨)治療は困難を極めます。

まず、骨の再生量には限界があります。
GBR法(骨増大法) を行えば、元に戻るわけではありません。

また、骨吸収が大きければ 大きい程 治療が難しくなります。
治療が難しいということは、治療が大変であるということです。
治療が大変であるということは、治療を受ける患者様の負担も大きいということです。
患者様の負担が大きいということは、治療後の腫れが大きくなったり、
疼痛が伴うということです。

多少の骨吸収程度であればGBR法(骨増大法) もさほど大変ではありません。
しかし、骨吸収が大きければそれだけ、大変なことをしなければ骨は再生しません。

骨吸収が少ない方が治療が楽であることは確実なことです。

しかし、最近は本当に骨吸収があまりにも進行している患者様が多いのです。
歯周病 の放置があまりにも進んだ方も多いです。
本来歯周病になったとしても
早い段階で治療をすれば十分完治します。
しかし、歯周病を何年、何十年も放置してしまう方がいらっしゃいます。
さまざまな理由があるかと思います。

次回のブログでは、そうした骨吸収を放置してしまう具体的な原因をさらに解説したいと思います。
どのような病気でもそうですが、
病気が悪化すればするほど 治療が難しくなるのです。

このようなことを想像してみて下さい。
初期のガン(癌)と末期のガン(癌)です。
言うまでもなく、その治療大変さはお分かりのことでしょう。
もちろん その成功率も違ってきます。

インプラント治療もまったく同じです。
簡単な治療もあれば、
非常に難易度の高い治療もあります。

次回はそのようなことについて解説します。


当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
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骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート剤 と 歯科治療:その3

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート剤 と 歯科治療:その3』です。


今日も前回の続きで『骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート剤 と 歯科治療:その3』です。

前回までのブログでは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について と ビスフォスフォネート剤 について解説してきました。
前回と前々回のブログを見られていない方は是非 ご覧になって下さい。
  
ビスフォスフォネート剤の問題点として、2003年に米国で顎骨壊死(がっこつえし)が報告されました。
顎骨壊死とは、その名前のとおり 顎の骨が腐って(壊死して)いく病気です。
なぜ顎骨壊死(がっこつえし)が起こるのかという正確なメカニズムはまだ分かっていません。
現段階で考えられることとして、
1.顎の骨は、他の骨より血行に富んでいる
2.噛む力が頻繁に顎の骨におよぶため、骨折しやすい
3.歯肉の厚みは、腕や足の粘膜より薄く傷等で粘膜が切れやすい
4.口腔内は、常に食事をする場所であるため、炎症がおきやすい
等が考えられているが、正確なところは分かっていません。

ビスフォスフォネート剤を使用している方が、抜歯等の歯科治療を行うと 抜歯部が治らずに骨がむき出しになり、
骨の壊死が起こることが報告されています。
ただし、顎骨壊死(がっこつえし)は、ビスフォスフォネート剤を使用している全ての人に起こるわけではありません。
使用方法 や 使用期間…等ざまざまな条件によって違ってくることが少しずつ分かってきています。

ビスフォスフォネート剤は、注射で行う方法 と 飲み薬として服用する2つの使用方法があります。
この2つの方法でも顎骨壊死(がっこつえし)の発生頻度が変わってくると言われています。
2007年 米国の口腔顎顔面外科学会では、
ビスフォスフォネート剤を注射で使用した場合、0.8~12%で顎骨壊死(がっこつえし)が発生すると報告しています。
また、2007年 オーストラリアの口腔顎顔面外科学会では、
ビスフォスフォネート剤を注射で使用した場合、0.88~1.15%で顎骨壊死(がっこつえし)が発生すると報告しています。
抜歯を行った患者では、6.8~9.1%の発生率と報告されています。

また、こうしたビスフォスフォネート剤使用による顎骨壊死(がっこつえし)の発生率は、使用期間が長い場合 と 使用量が多い場合で高くなることも報告されています。

さらに 発生率は、
喫煙者で7.4倍、
肥満の方で16.6倍
リスクが高くなるとも報告されています。

それに対し、ビスフォスフォネート剤を経口で服用する場合
注射で行う場合と比較すると顎骨壊死(がっこつえし)の発生率は、低いとされている。
また、アジア人 と 欧米人では、アジア人の方が顎骨壊死(がっこつえし)の発生率が高い可能性も示唆されている。(まだ確立されたデータではない)

上記のようなデータは、まだ確立されたものではありませんし、
ビスフォスフォネート剤使用による顎骨壊死(がっこつえし)の発生メカニズムも完全には解明されていませんが、問題が起こっているのも事実です。

そのため、リスクを少しでも減らすためには、
ビスフォスフォネート剤を使用する前に 徹底した歯科治療を完了させることが重要です。
例えば、抜歯が必要な歯があった場合には、ビスフォスフォネート剤治療前に抜歯するとか
不適合な義歯(入れ歯)を使用していると粘膜に傷がつき、そこから感染が起こり、顎骨壊死(がっこつえし)を引き起こす可能性があるため、義歯の調整をきちんと行う必要性もあります。

また、歯周病 等の問題がある場合には、ビスフォスフォネート剤治療前に徹底して治療を完了させておくことが重要です。

それでは、ビスフォスフォネート剤をすでに使用されている場合はどうすれば良いのでしょうか?

ビスフォスフォネート剤が注射によるものか 経口服用によるものかにもよって違いますが、
2007年 の 米国口腔顔面外科学会のガイドライン によると

ビスフォスフォネート剤の使用期間が3年未満の場合で、他のリスクが低い場合には、
ビスフォスフォネート剤の中断を行わないで歯科治療を行うべきとされている。
ここでのリスクとは、悪性腫瘍がある方、ステロイド療法を行っている方、放射線療法を行っている方、
糖尿病の方、人工透析を上受けている方、喫煙者、肥満の方…等です。
もし、リスクがあれば、リスクを回避(改善)することを行い、
一定期間ビスフォスフォネート剤の中断を行ってから歯科治療を開始した方が安全性が高いとなっている。

しかし、ビスフォスフォネート剤の使用期間が3年以上の場合や
リスクがある患者様の場合には、ビスフォスフォネート剤を3ヶ月以上中断してから検討する必要性があるとしている。(ただし、この休止期間の3ヶ月という期間には確定した根拠はまだない)

インプラント治療 と ビスフォスフォネート剤との関係については、
まだ、研究数が少ないので正確ではありませんが、
経口服用であり、使用期間が短い、リスクが少ない 患者様の場合には、
ビスフォスフォネート剤を使用していない患者様と比較して 成功率に差はないことが報告されている。
しかし、こうしたデータも確立されたものではありません。
現段階では、ビスフォスフォネート剤使用患者様に対して積極的にインプラント治療を行わない方が良いと考えられます。

もし、このブログを読まれている患者様の中で、すでにビスフォスフォネート剤をご使用されている場合には、
早めに歯科を受診し、現状をきちんと把握することが大切です。
そして、将来性を考え、もし抜歯が必要と考えられる歯があれば、状況により早めに抜歯 等の対応をとった方が良い場合もあります。
高齢になればなるほど患者様のリスクは高くなってきますので、リスクが少ないうちにきちんと対応するこも必要です。



当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
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骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート剤 と 歯科治療:その2

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『骨粗鬆症治療薬 ビスフォスフォネート剤 と 歯科治療:その2』です。


前回のブログでは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者様は年々増加しており、社会的にも大きな問題になっていることを解説しました。
その骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬が今回のテーマである ビスフォスフォネート剤 です。

本日は、このビスフォスフォネート剤 がどのような薬であるかをできるかぎり簡単に解説したいと思います。

ビスフォスフォネート剤の元となる薬剤は、今から50年程前から存在していました。

ヨーロッパの水は 硬水であるため 水道管が詰まりやすいことが問題でした。
この硬水による 詰まりを抑制するために 『ピロリン酸』という薬剤が使用されていました。
こうしたことが背景となり、人体での石灰化 予防薬として この『ピロリン酸』の研究が行われるようになってきました。
人体での効果を得られるようにさまざまな開発が行われ、ビスフォスフォネート剤が開発されたのです。
これが、なぜ骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と関係があるのかと言いますと
ビスフォスフォネート剤は、石灰化を抑制する濃度よりはるかに低い濃度で使用すると
骨に高い吸着性をもつことにより、協力な骨吸収抑制作用をもつことが分かったのです。
これが、現在の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)治療薬としての元になっています。

日本では、1996年にビスフォスフォネート剤であるエチドロネートが臨床利用され、
2007年からは第三世代のビスフォスフォネート剤であるリセドロネート(経口薬)が開発され
2010年現在 骨粗鬆症治療薬の第一選択肢となっています。

ビスフォスフォネート剤は、骨粗鬆症治療薬以外にも さまざまな治療に使用されています。
乳ガン、肺ガン、前立腺ガン などでみられる 骨転移 や 病的骨折、脊髄圧迫、高カルシウム血症 などの予防にも使用されています。

また、最近の研究では、骨転移を抑制するだけでなく、骨組織におけるガン細胞の容積を減らす作用も報告されています。

このようにビスフォスフォネート剤は、さまざまな治療に対して有効性が報告されているのです。

前回もご説明したように
骨折は、高齢者にとって大きな問題であり、
厚生労働省の『平成19年度 国民生活基礎調査』によると
要介護の原因として 転倒•骨折によるものが全体の9%となっています。
これは、要介護の原因 第5位です。

アレンドロネート や リセドロネート などのビスフォスフォネート剤は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)に対して非常に高い効果を発揮しています。
臨床試験においても
閉経後骨粗鬆症において40%以上、
ステロイド性骨粗鬆症においては70%以上
の骨折リスクを低下させることが報告されています。
このようなこともあり、日欧米では骨粗鬆症治療薬の約60%がビスフォスフォネート剤になっているのです。

しかし、良いことだけではありません。
問題点も起こってきているのです。
これが、今回のメインテーマである 歯科治療 と ビスフォスフォネート剤の関係です。

次回のブログで解説します。



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骨粗鬆症治療薬 と 歯科治療

2014年 1月17日(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『骨粗鬆症治療薬 と 歯科治療』です。


骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
特に女性の高齢者の方は、知っていられる人も多いのではないでしょうか?

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、
『骨の強度低下により骨折のリスクが高くなる疾患』と定義されています。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、社会的も大きな問題になっています。
現在日本において 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者様は、1.100万人とされています。

骨折は、高齢者にとって大きな問題であり、
厚生労働省の『平成19年度 国民生活基礎調査』によると
要介護の原因として 転倒•骨折によるものが全体の9%となっています。
これは、要介護の原因 第5位です。
ちなみに 第一位は脳卒中(23.3%)、第二位は認知症(14.0%)ですから
転倒•骨折の9%は、要介護の原因としていかに高いかが分かるかと思います。

高齢者において、大腿骨骨折 等を起こすと その後自立が困難となることが多いのです。

そうした 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬として ビスフォスフォネート剤が広く使用されています。
日本では、1996年にビスフォスフォネート剤であるエチドロネートが臨床利用され、
2007年からは第三世代のビスフォスフォネート剤であるリセドロネート(経口薬)が開発され
2010年現在 骨粗鬆症治療薬の第一選択肢となっています。

ちょっと難しいですかね?
大雑把に言えば、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の患者様は、骨の強度を弱くする病気であり、骨折の大きな原因となります。
また、ビスフォスフォネート剤が骨粗鬆症の第一選択肢となっているということです。

今回のブログから数回に分けて
 1.骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
 2.ビスフォスフォネート剤について
 3.歯科治療 と ビスフォスフォネート剤の関係について
を解説していきたいと思います。

現在 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と診断されていたり、
すでに ビスフォスフォネート剤をご使用されている方は、是非読んでいただきたい内容です。

まず、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)についてです。
人の骨は、一生涯 成長していきます。
これは子供だけではなく、高齢者でも同様に骨の成長は行われます。
骨成長を簡単に説明すると 古くなった骨が吸収されて、新しい骨が作られるのです。
人は、1年間に約6%の骨が新しい骨に入れ替わっているのです。
これを専門用語で『骨のリモデリング』と言います。
ただし、こうしたことは年齢によって違ってきます。
骨成長が盛んな 10代、20代では骨の再生量は盛ん行われ、
高齢になると骨の新生より 骨吸収スピードが早いために 結果として骨成長にならないのです。
骨成長は20代を境に減少していきます。

特に女性は閉経を迎えると 骨の新生スピードは遅くなるため、
結果として年3%程度の骨量を失うと言われています。
もちろんこうした程度には個人差があります。

男性にとっても骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は問題ですが、女性の方が問題となることが多い病気です。

次回からの話は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬であるビスフォスフォネート剤について解説します。
そして この ビスフォスフォネート剤が歯科治療にとって大きな問題となっているのです。
3回の連載シリーズですので、最後までご覧になって下さい。



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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
インプラント無料相談

オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

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『最新インプラント症例ブログ』
こちらのブログは曜日にアップしています。
他ではないようなマニアックな内容です。

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 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

テーマ : 歯科治療
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : インプラントインプラント治療費骨吸収歯周病骨増大治療義歯治療期間失敗例種類

プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
インプラントのマニアックなブログは以下をクリックして下さい。
日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医のブログ
また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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