スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

抜歯の判断基準:その歯は 本当に抜歯が必要か?:その2

2013年2月22日(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

診療時間 変更 案内
3月10日(日曜日)
の診療は
15:30まで
となります

休診案内
3月20日(水):春分の日
3月21日(木):定休日
3月22日(金):医院研修


今日のテーマは、『抜歯の判断基準:その歯は 本当に抜歯が必要か?:その2』です。


今日のブログを始める前に最近の経験した歯科事情の話を行いたいと思います。

2/18(月)の歯周病ブログ で書いたことを この基礎ブログでも書きたいと思います。

なぜ同じことを書くのかと言いますと
あまりにも問題が大きいことだからです。

それでは、本日のインプラント基礎ブログの前に
2/18(月)の歯周病ブログ の内容を簡単に解説します。
詳細は、2/18(月)の歯周病ブログ を見て下さいね。

本来 歯周病でない患者様や 軽度の歯周病の患者様に対して、
患者様の口腔内から採取した汚れを取り、
それを顕微鏡で見せて、
「歯周病細菌がいっぱいます、ウヨウヨといます!」
と説明し、
患者様の不安をあおり、
本来必要のない 抗生剤を使用した除菌療法を行ったり、
必要のない歯周病治療を行う歯科医院があるということです。

本当にびっくりしますよね。

こうした説明を受けた患者様の中で
「おかしいな」と感じたり、
「心配になり、セカンドオピニオンを受けたい」
ということで当医院を来院される方が急増しているのです。

本来歯周病の問題がない もしくは 軽度の歯周病の方ですから
治療を行っても変化はありません。

このような 悪質な行為は時々経験します。

以前にもブログでアップしたことがありますが、

歯周病に効果がある治療法として
「パーフェクトペリオ」
という科学的根拠のない治療法を行ったり、

2001年には、抗カビ剤(抗真菌剤)を使用すると歯周病が治るという
ことを行っていた神奈川県内の歯科医師の治療行為を
朝日新聞が効果のある歯周病治療として、報道してしまったことにより
多くの患者様が殺到し、問題が起こった事件もありました。

日本歯周病学会 では、
こうした悪質な治療行為に対して、
ホームページで警告を行っています。
「「パーフェクトペリオ」について日本歯周病学会の見解」
「正しい歯周治療の普及をめざして抗真菌剤の利用を批判する」
という内容を以下のサイトで行っていますので、
ご興味のある方はご覧になって下さい。

日本歯周病学会による警告治療

本当に悪質な治療行為はやめていただきたいです。

前置きが長くなりましたが、本日のテーマになります。

本日のテーマをよりご理解していただくために、
前回のブログをご覧になっていない方は是非前回のブログをご覧になって下さい。

インプラント治療において骨の吸収程度は、非常に大きな問題です。

骨の吸収がなければ、インプラント治療はさほど大変な治療ではありません。
1本のインプラントを埋入する時間も5分程度あれば十分終了します。(麻酔時間を除く、手術時間のみ)

ほとんど痛むことはありませんし、治療後の腫れもほとんどありません。
通常、インプラント手術後には痛み止めを処方するのですが、
骨の状態に問題がない方であれば、痛み止めを飲まない方の方が多いくらいです。

しかし、骨吸収が大きい方の場合、治療は大変になることが多いのです。
もちろん骨吸収の程度によってもたいぶ違いますが、
骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体ができないこともあります。

骨吸収が非常に大きい場合には、1本のインプラントを埋入するだけでも 
20分、30分、それ以上かかることもあります。

手術状況 や 治療後の過ごし方 によっては、手術後に大きく腫れることもあります。
腫れの程度は、2~3日から 長い場合で1週間程度腫れる方もいらっしゃいます。

また、非常に稀なケースですが、骨吸収が大きく骨移植を行う必要性がある場合には、
入院して手術を行うこともあります。
かなり大掛かりな手術になってしまいます。

そのため、骨吸収が大きい方は
『治療が大変ならインプラントをあきらめよう!』
とされる方も多いのです。

患者様ご自身も 検査をして始めてさまざまな状況が分かり
『まさか こんなに骨が吸収しているとは!』とびっくりされる方もいらっしゃいます。

もっともっと早くきちんと対応していれば…
そう考えられる方は、非常に多いのです。

例えば、歯周病 であっても きちんと治せる範囲の状態であれば、十分治ります。

しかし、あまりにも進行した歯周病は治すことができません。
抜歯が必要なのです。

そこで、
現在どれだけ 歯周病が進行しているのか?
どのような治療方法があるのか?
抜歯が必要なのか?
そのまま放置するとどうなるのか?
等をご説明します。

当院では歯周病に方に対し、歯周病検査 を行った後日に『歯周病治療計画書』をお渡ししています。
約20ページ程度の治療計画書です。

その中では、診断、原因、治療方法、治療期間…等が記載されています。
歯周病の進行程度によっては、抜歯となる歯もあります。

抜歯が必要な場合には、
どうして抜歯が必要なのか?
抜歯しないとどうなるのか?
等を治療計画書の中でも説明しています。
以下の内容は、実際に抜歯が必要な方の治療計画書に記載していた文章です。

『歯周治療を行っても感染原因を取除けない歯を放置しておくと、
取残しとなった歯周病細菌は必ず他の歯に感染します。
他の歯もダメになってしまいますのでどうしても抜歯が必要です。
また 感染が取除けないと歯を支えている骨はどんどんと吸収してしまい、
抜歯となった後の治療が難しくなってしまいます。
単に歯を抜かないことは可能ですが、抜歯しない結果 さらに問題は大きくなってしまいます。』

上記のようなことが書いてあります。

前回のブログでも書きましたが、あまりにも歯周病が進行した状態であれば、
いくら歯周病専門医 でも治すことは不可能です。

残すことができない歯をそのままにすることは 可能ですが、
治らないわけですから 必ず他の歯へも感染します。

これも前回お話した内容と同じですが、
ガン(癌)という病気があった場合、
薬 や 放射線療法 …等で対処できる範囲であれば、もちろん 可能性のある治療を行うことになります。

しかし、薬 や 放射線療法 …等で対処できない範囲のガン(癌)であった場合には、
その部分を摘出することになります。
摘出しないと 他の臓器に転移してしまうからです。

転移した結果、生命を脅かすことも十分あり得ます。
もちろん 全てのガン(癌)は、薬 や 放射線療法 …等だけで対応できるわけではないのです。

歯周病もまったく同じです。
歯周病は感染症 ですから 感染を取り除けない歯は、確実に他の歯へも感染しますし、周囲の骨が吸収します

今日のブログの最初にも書きましたが、
骨吸収が進行した状態で抜歯すると その後の治療が本当に大変なんです。
歯周病専門医 は、そうしたことを分かっているからこそ、抜歯の判断をすることがあります。

どの歯が抜歯が必要で
どの歯が歯周病治療で治るか
の判断をきちんとできるからこそ 歯周病専門医 と言えるのです。

なにもせず 放置していれば それは治療ではありません。

今回のテーマである『抜歯の判断基準:その歯は 本当に抜歯が必要か?』ですが、
テーマの題材を変えるとすれば、
『進行した ガン(癌)を切除することは悪いこと?』
ということと同じです。
取り除かなければ、さらに状況が悪化するのであれば 抜歯しか方法はありません。

しかし、現実問題として
『抜歯は嫌!』
『抜歯となるなら このままにしたい!』
『自然に抜けるまで 待ちたい!』
『歯を抜くなんて悪い歯医者だ!』
と考えられている患者様がいらっしゃるのも事実です。

また、心ない歯科医師がいるのも事実です。
『抜歯というと患者様が嫌がるから抜かない!』
『治療すれば治る歯か?治らない歯かの判断ができない歯科医師』
『始めから歯周病を治そうとしない歯科医師』
こうした歯科医師がいるのも事実です。

きちんとした判断をしないと 結果的にそのつけは 患者様に及ぶのです。
(ただし、誤解していただきたくないのですが、抜歯の判断基準は、単に歯周病 等の進行状態で決めるのではなく、患者様のご年齢、体調、抜歯のタイミング時期…等を考えていくことはもちろんのことです)

抜歯をするか しないか の判断基準は、決まってきるものではありませんが、
歯科医師の治療能力、経験 …等をふまえ決まってくるのです。

毎日の臨床の中では、
『もっと早く きちんと治療するか 抜歯しておけば…よかったのに…』と思うことが圧倒的に多いのです。
悪い状態で放置された方が本当に多いです。


次回のインプラント基礎ブログは、2/28(金)になります。

当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

インプラントモニター募集(手術費用20%割引)
インプラントモニターの詳細については、下記をクリックして下さい。
インプラントモニター(手術費用20%割引)

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


      インプラント無料相談
現在インプラント無料相談を受け付けています。
詳細は以下をご覧になって下さい。
インプラント無料相談

オリコン歯科医院ランキング2012年度版発表!

オリコン(音楽のオリコンチャートが有名ですが…)の2012年度版が
公表されました。
オリコンは、音楽以外でもさまざまな分野でアンケート調査を元にしてランキングを発表しています。
当医院はインプラント治療で 11部門中 5部門で ベスト10入りをしました。
ランキングされた多くの歯科医院は、大学病院 や 規模の大きい歯科医院ばかりでしたので、当医院のような小規模の個人歯科医院が選出されることはとても喜ばしいことです。
今後も多くの患者様に支持されるよう スタッフともどもがんばってきたいと思います。

ランキングの詳細は、以下をクリックして下さい。
  オリコン2012年 インプラント治療前のケア・説明部門: 7位
  
  オリコン2012年 インプラント治療の丁寧さ部門: 10位
  
  オリコン2012年 インプラント治療結果部門: 8位
  
  オリコン2012年 治療プランの充実度部門: 10位

  オリコン2012年 治療後のアフターケア・保障制度の充実度部門: 6位

メインのブログは下記をクリックして下さい。
『最新インプラント症例ブログ』
こちらのブログは曜日にアップしています。
他ではないようなマニアックな内容です。

   ・ メール無料相談は こちらをクリック
 歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下
 さい。
 基本的に、当日に回答させていただきます。

  ・ インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

  ・インターネット・オンライン予約 はこちらをクリック
休診日でも24時間 オンラインで予約が行えます。



大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
スポンサーサイト

tag : インプラント 歯科医院 歯科治療 インプラント専門医 治療費 GBR法 骨吸収

プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
インプラントのマニアックなブログは以下をクリックして下さい。
日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医のブログ
また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

メール無料相談は こちらをクリック
歯科治療で分からないこと や ご心配ごと をメールして下さい。
基本的に、当日に回答させていただきます。

インプラントオンライン見積もりは こちらをクリック
欠損部からインプラントの治療費や治療期間(治療回数)等をお答えします。

オンライン予約 はこちらをクリック
オンラインで予約が行えます。


     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

カテゴリー
最近の記事
FC2カウンター
QRコード
携帯でもご覧頂けます。
QR
電力使用状況&電気予報
リンク
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。