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インプラント と ブリッジ どちらが長く保つのか?:その4

2013年 8月30日(金曜日)です。

始めに9月の休診の案内です。

9月 1日(日) 院長不在(講演会出席のため)

9月14日(土) 午後  院長不在
  (日本口腔インプラント学会出席のため)

9月15日(日) 休診
  (日本口腔インプラント学会出席のため)


このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、インプラント と ブリッジ どちらが長く保つのか?:その4』です。


インプラント と ブリッジ どちらの治療方法が良いのかを 3回にわたり解説してきました。
簡単に今までのおさらいをしたいと思います。

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削る必要性があります。
インプラントは、歯を削ることはありません。
この点を考えれば、インプラントの方が良いということになります。
また、ブリッジの場合、欠損部に加わる力を天然歯で支えるため、
土台となる天然歯の状態が悪い場合には、非常に負担がかかりやすいのです。
もちろんインプラントは、天然歯には負担をかけません。

しかし、インプラントは骨の中にチタン製のネジを埋込む治療であるため、
骨の状況により、治療が困難になったり、できないこともあります。

ただし、インプラントとブリッジの予後報告(どれだけ長く保つか?)では、
インプラントの方が長く保つことが多くの報告により実証されています。

今日は、インプラント と ブリッジ についての まとめになります。

インプラントが適応されないケースとして、
骨の状態以外にも 全身的な問題もあります。

これは、インプラントは外科処置を伴うからです。
ただし、外科処置といっても どれだけ大変かどうかは、
インプラントを埋込むための骨の状況により違います。

骨の吸収がさほどなければ、インプラント治療は さほど大変ではありません。
1本埋入するだけであれば、麻酔時間を除けば、5~10分程度で終了します。
治療中の大変さもありませんし、
治療後に ほとんど腫れることも少ないのです。
ご心配されるような治療ではありません。

しかし、骨の状況が悪い場合には、インプラントを埋入すると同時に骨の幅や高さ等を増大させるための治療が必要なことがあります。
この治療法は、
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法
と言います。

どの程度 骨吸収があるかによっても違いますが、
1本の埋入で15~40分程度かかることもあります。

手術時間が長ければ長くなる程、治療は大変になります。

大変な治療になった場合には、治療後の腫れ等が大きく起ることもあります。
(治療中は麻酔をしますので、痛みはありません)

お仕事の関係等で、どうしても腫れることが無理な場合には、
骨吸収が大きければ、インプラントは不適と言えます。

また、コントロールされていない重度の糖尿病の場合にもインプラントは不可能になります。

それ以外にも骨粗鬆症で『ビスフォスフォネート剤』を服用されている方もインプラント治療等の外科処置はできません。
欠損があってもブリッジになります。

また、成長期の子供には、インプラントはできません。
これは、骨の成長途中である場合、骨に触れるインプラント治療は適さないからです。
一般的には、18歳以上が基準です。

逆に 高齢であっても健康な方は、インプラント治療はまったく問題なく行えます。
私自身 90歳近い方にインプラント治療を行った経験が 何症例もあります。

また、重度の歯周病であった場合で、歯周病の予防の基本である歯ブラシが十分できていない方もインプラント治療は避けた方が良いでしょう。
この理由として、インプラントも天然歯と同様に歯周病のような状態になってしまうからです。
インプラントが歯周病のような状態になることをインプラント周囲炎 と言います。

また、人工透析をされている方もインプラント治療は避けた方が良いでしょう。

また、ガン(癌)の治療で 現在 放射線治療を行っている方は 基本的にインプラント治療ができません。

また、脳梗塞等の脳血管に問題がありった場合で、6ヶ月以内はインプラント治療を避けた方が良いでしょう。

高血圧に対しては、状況にもよりますが、インプラント治療には大きな問題はありません。
手術中に血圧が上がらないような対応を行いながら手術します。

このように全身的な問題がある場合には、インプラント治療よりもブリッジの方が適していることも多くあります。

現在 御病気をお持ちの場合には、事前に歯科医院にて確認されることが大切です。


上記以外にもインプラントとブリッジでは、治療費も変わってきます。
例えば、ほとんどのケースでは、ブリッジは、健康保険が適応されます。
ただし、歯の欠損が多かったり、欠損部位によっては、保険が適応されないこともあります。
また、保険のブリッジの場合、前歯の6歯分は、保険で白くできますが、
奥から4歯分は、保険では、金属製になります。
金属製であるとどうしても審美的には問題が生じていまいます。

また、保険のブリッジでは、前歯は、白い被せ物が可能と説明しましたが、材質は限定されます。
保険が適応される材質は、プラスチック のみになります。
プラスチックは、時間の経過とともに必ず、変色を起こします。
また、白い部分は、表面(外側)のみであり、裏側は、金属製になります。

インプラントかブリッジかを選択する場合には、
費用や材質等の確認も重要です。

インプラント治療は、保険はまったく適応されません。

治療期間も違います。
一般的にブリッジの場合、型を取れば、約1~2週間程度で完成します。(1~3歯程度の少数歯欠損の場合)
しかし、インプラント治療の場合には、
インプラントを埋込んでから約2~4ヶ月程度待ち、
その後、型を取ることになります。
時間をかなえれば、ブリッジの方が良いでしょう。

ただし、インプラント治療期間中は、歯がないということではありません。
仮歯を作製したり、仮の義歯等を使用することも可能です。

このため、一概に インプラントとブリッジを比較することは、難しいことであり、
患者様の全身的な状況、
残っている歯の状態、
歯周病の状態 や 噛み合わせの状態、
治療費の問題、
治療期間の問題、
インプラントを埋込む骨の状態
等によって大きく変わってきますので、
まずは、歯科医院にてどういった治療方法が一番良いのかを
ご希望も含め、ご相談されることが良いと思います。


次回のインプラント基礎ブログは、9月6日(金)になります。


当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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テーマ : インプラント最新情報
ジャンル : ヘルス・ダイエット

tag : インプラント インプラント治療費 骨吸収 歯周病 骨増大治療 義歯 治療期間 失敗例 種類

プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医のブログ
また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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