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インプラント治療における滅菌:その2

6/4(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、前回の続きで『インプラント治療における滅菌:その2』です。

前回のブログでは、インプラント手術環境の滅菌について解説しました。
手術室や手術を行う歯科医師自身の滅菌についてでした。
本日は、
インプラント本体の滅菌 と
感染予防のために手術前に行うことが必要な事項
について解説します。

まずインプラント自体の滅菌についてです。
半年程前に愛知県の歯科医院で 一度使用したインプラントを使い回していたことが問題となったニュースが報道されました。
インプラント治療にご興味のある方は覚えていらっしゃることと思います。
このブログでもその問題点について書いていました。
詳細は以下を参考にして下さい。
インプラントの使い回しの問題:1(2010年1月22日のブログ)
インプラントの使い回しの問題:2(2010年1月29日のブログ)


当然と言えば当然ですが、インプラント本体は一つ一つが滅菌され製造工場から運ばれてきます。
そして 歯科医院にて保管されています。
ですから インプラント自体の衛生環境(滅菌)は非常に高いものです。
歯肉を切開し、骨にインプラントを埋入するための穴を開け、
インプラントを挿入する直前になり 始めて滅菌してある入れ物から出します。
ですから非常にクリーンです。
しかし、インプラントを形成した穴に入れる際に他の部分に触れてしまったらだいなしです。
他の部位とは唇や舌、歯肉等です。
少しでも触れたらもう使用はできません。
術者が注意していても口腔内ですから患者さんが動いてしまい粘膜に触れることもあります。
また、動いた時に唾液が飛びインプラントに付着することもあります。
また、まれですが、インプラントを落としてしまうこともあります。
私自身、1年に1回程度インプラントを落とすことがあります。
もちろん使用できません。
当たり前ですが…
ですからインプラントの予備はかなり多く用意してあります。
使用予定の長さや太さ以外のものを急きょ必要とすることもあります。
先程、インプラントが唇や唾液に触れるという話をしましたが、インプラント自体には触れなくても、
骨の形成したインプラントの穴の中に唾液が入り込み汚染されるケースもあります。
こうしたことは上顎よりも下顎で起るケースが多く認められます。
注意が必要です。
また 患者さんがお口を開きにくい場合、長い時間開けていると疲れるような場合には粘膜に触れたり、
唾液に触れる確率が高くなります。
もし お口が長時間開いていられないような場合には そのことを担当歯科医師に話して下さい。
インプラント手術では途中で口を閉じられないことが多いため、つらい場合には申告しておいた方が無難です。
『開口器』と言われるお口を開けておく器具を装着して治療を行います。
患者さんは がんばってお口を開けておかなくても大丈夫です。
これは 通常の歯科治療においても使用できます。
多くの歯科医院にはありますので 虫歯等の治療で長い時間お口を開けているのがつらい方は聞いてみるといいでしょう。

次にインプラント治療前の口腔内環境整備についてです。
インプラント治療を行う前に徹底した口腔内環境を整える必要性があります。
まず 歯周病 です。
術前に歯周病検査 を行い、歯周病に問題がある場合にはインプラント治療に先立って治す必要性があります。
歯周病がある状態で手術を行うと歯周病細菌はインプラントに感染します。
これをインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) と言います。
特に 現在歯周病があり、インプラントを検討されている場合には
まず歯周病の治療 が必要です。
また、当医院ではインプラント手術当日は
まず 抗菌作用のある薬(クロルヘキシジンジェル) を歯ブラシにつけご自身でブラッシングしていただいてから治療室に入っていただきます。
また、手術室では再度クロルヘキシジンにて口腔内の消毒を行います。

次に 抗生剤の治療前の服用です。
いくら手術環境を整えても100%無菌であるとこは無理なことです。
そのため 抗生剤の服用は重要になってきます。
一般的に抜歯を行うと治療後に抗生剤の処方があり、抜歯後に患者さんは服用することになります。
しかし、本来は抜歯後に服用するのは遅いことになります。
抜歯後に抗生剤を服用して効果があるのは 術後の感染予防です。
抜歯時の感染予防にはなりません。
抜歯前に抗生剤を服用する必要性があります。
しかし、日本の保険制度では抜歯前の抗生剤投与は認められていません。
そのため 通常は抜歯後に処方されることになります。
インプラントにおいては 保険診療ではないため術前に処方することがほとんどです。
(場合により治療後に服用することもあります)
インプラント治療中の感染予防に対して効果がある抗生剤の処方方法は治療の1時間以上前です。
そうすると インプラント治療中の感染予防対策になります。
しかし、現実的には手術の1時間前にいらしていただくのは大変ですので、
当医院では前日から服用していただいています。
抗生剤の術前服用に対しては以下のようになっています。
米国外科医協会の術後感染委員会(Olson 1984, Peterson 1990)によると口腔内の手術において手術前に抗生剤を服用することは70%以上の術後感染減少率になるとしています。
また 手術前に抗生剤を服用するとその量も少なくすることができます。
徹底した衛生管理こそ手術成功の第一歩です。

上記のようなことでインプラント治療中の感染予防 や インプラント治療における滅菌を行うのです。

次回は新しいテーマになります。


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当医院で 毎日行われているインプラント手術報告も記載されています。
上記の メインブログ もこの後、引き続きどうぞご覧下さい!

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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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