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インプラント と ブリッジどちらが良いの?:その6:最終回

10/15(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『インプラント と ブリッジどちらが良いの?:その6』このシリーズの最終回です。

本日のブログはかなり長い話しになりますが、今までの内容を再度ご理解していただきたいために
始めに 今までのまとめを解説します。
以下の症例は、「インプラント と ブリッジどちらが良いの?:その1」で紹介したケースです。

例えば、下の奥歯が1歯欠損していたとします。
この場合の治療方法として、
1.義歯(入れ歯)
2.インプラント
3.ブリッジ
が考えられます。
入れ歯が嫌であるとすると
インプラント もしくは ブリッジになります。

以下の症例を見ながら解説します。
左下奥から3番目の歯がありません。
その前後(一番奥と奥から3番目の歯ということになります)には歯はあります。
ただし、欠損部の奥の歯は神経がない歯です。
歯周病等の問題はありません。
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この場合どちらの治療方法が良いのでしょうか?
ここで一つ問題があります。
欠損の奥の歯は神経がないということです。
神経のない歯はもし、虫歯になっても 痛みがないため 虫歯の進行に気が付かず 抜歯するような状態になって始めて虫歯であったことに気付くことがあります。
また、神経のない歯は 神経のある歯と比較して脆い傾向があります。
私はよくこのことを『木』に例えて話します。
神経のある歯は『緑の葉が生茂ったいきいきとした木』です。
神経のない歯は『枯れた木』です。
枯れた木は折れたりすることがあります。
神経のない歯も通常に噛んでいても歯が折れたりすることがあります。
まして 今回のケースはブリッジとなっており、通常の1歯だけの被せ物と比較しても負担がかかります。
もし、歯が折れた場合には抜歯しなければなりません。
神経のない歯は絶対折れるということではありませんが、その可能性はあります。

神経のない歯についてもう少し詳しく解説します。
歯根破折 は突然起こります。
これは、硬い物を食べたとか ということではありません。
普通の生活で起こります。
歯根破折 した場合には、基本的に抜歯です。

例えば、神経をとった歯が1年もしないうちに歯根破折 することもあります。
抜歯です。
治療を行った患者様にとっては、
「1年もしないうちに…歯がダメになってしまった!!」
と思われることは当然のことです。
残念なことではありますが、これは、歯磨きをしっかり行っている等の予防では防ぐことはできないのです。

もちろん 神経がない歯が
20年、30年、40年…と長く保つこともありますが、
長期的に保つことの方が少ないことも事実です。

それでは、ブリッジ と インプラント の利点欠点をまとめてみましょう。

まずは、ブリッジです。
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利点
1.歯を削り、型を取るだけなので、治療期間が比較的短い!
  (型を取れば約1週間程度で完成)
2.保険が適応される!
  今回のようなケースの場合 約15.000円程度(保険3割負担の方)
3.固定式なので、違和感が少ない!

欠点
1.歯を削ることがどうしても必要!
2.保険が適応されるが、奥歯の場合には金属製になるので審美的に問題がある!
3.ブリッジの土台となる歯が悪い状態の場合には、将来性に問題が残る!

ちなみに ブリッジの平均寿命は、
土台となる天然歯の状態によっても大きく変わりますが、
約8年と言われています。
この詳細については以下を参考にして下さい。
ブリッジ インプラント の平均寿命!

次にインプラントです。
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インプラントの利点、欠点は以下になります。

利点
1.固定式のため、違和感が少ない!
2.歯を削る必要性がない!
3.審美的に回復が可能!
4.天然歯とほぼ同様に噛むことが可能!

欠点
1.治療期間がかかる!
  (今回のケースですと約3ヶ月程度)
2.保険が適応されない!
  (今回のケースですと 約25万円かかる)
3.手術が必要!

ここでインプラントの欠点の治療期間についてもう少し解説します。 
インプラント治療は、治療期間がかかります。
インプラントを骨の中に埋め込んでから 骨と結合(くっつくまで)するまで約2~4ヶ月程度かかります。
骨とインプラントが結合する期間は、上下顎でも違いますし、骨の吸収程度 や 骨密度 、個人差もあります。
もし、現時点で歯が存在する場合には、抜歯から始めなければいけません。
抜歯をすると 抜歯した穴が塞がり、インプラント治療が可能になるまでには、
どうしても時間(期間)がかかります。
通常、抜歯後には、2~6ヶ月程度待つことが必要です。
つまり、現時点で歯がある場合には、
最短期間として、
抜歯して2ヶ月程度待ち、インプラントを埋入し、さらにインプラントと骨が結合するまで2ヶ月待ちます。
その後 型を取ります。
結果として、5ヶ月以上はかかるのです。
それに比較してブリッジの場合には、歯を削り型を取り、被せ物が完成したら 装着して完了です。
型取りから 被せ物が完成するまでには、欠損部の数 や 噛み合わせ等によっても違いますが、
1歯欠損であれば、1週間から2週間程度です。
ブリッジの方が圧倒的に治療期間が短くてすみます。
「治療期間を短くしたい!」とご希望されている場合には、ブリッジの方が良いことになります。

次にインプラントの欠点の手術が必要 ということを もう少し詳しく解説します。
インプラント治療の欠点として、手術が必要なことです。
そのため、手術自体に不安があったり、怖いというような方には適していません。
ただし、インプラント手術が怖いという方には、静脈内鎮静法 という麻酔方法があります。
この麻酔方法は、治療期間中には眠っている状態で行えますので、
痛み や 不安 を感じることはありません。
目が覚めれば、治療が終了しています。
また、静脈内鎮静法 は、全身麻酔とはまったく違います。
治療中(手術中)だけ、眠っているだけで、治療が終わればすぐ目が覚めます。
安全性も非常に高い麻酔方法です。
一度この麻酔で治療を行った方は、必ずといっていい程 次の治療の際にも この静脈内鎮静法 を希望されます。

次に骨吸収が大きい方の場合には、インプラント治療自体が困難になりますので、
ブリッジの方が適している場合もあります。
当医院には、毎日のように インプラント治療をご希望される方が来院されます。
そのうち 約半数の方は、骨吸収が起こっています。
そのため、インプラントを埋入すると同時に骨を増大させる治療法(GBR法) を行うことになります。
GBR法(骨増大法) 自体は、一般的な治療であり、特別なことではありません。
しかし、同じGBR法(骨増大法) を行うといっても 骨吸収の程度によって その難易度は大きく変わります。
骨吸収が大きい場合には、治療自体が難しくなります。
治療が難しいということは、治療後の腫れ も大きく起こることがあります。
腫れの程度には、個人差がかなりありますが、難易度が高い治療であれば あるほど
治療後の腫れ 等は大きくなるのです。
インプラント治療後の腫れについては、以下を参考にされて下さい。
     治療後の腫れ

また、骨吸収が大きい場合には、いくらGBR法(骨増大法) を行っても 骨回復には限界があります。
このことについては、以下を参考にして下さい。
     GBR法(骨再生治療)の限界

そのため、骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体が不可能ということもあります。
こうした場合には、ブリッジが適応となります。

次に全身的なご病気があったり、生活習慣に問題がある方は インプラント治療が適応でないと言えます。

1.重度の糖尿病の方(軽度の方であれば可能です:担当医師との連携必要)

2.心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中を起こしてから6ヶ月以内の方

3.ガン(癌)の治療で現在 放射線治療を行っている方は 
  基本的にインプラント治療ができません

4.骨粗鬆症の薬を使用されている場合、インプラントができないことがあります。
  (服用約の種類や使用期間 等により変わりますので、担当医師との連携必要)
  この詳細は以下を参考にして下さい。
      骨粗鬆症について

5.ヘビースモーカーの方
  喫煙されている方は、インプラントがダメになるリスクが高いことが
  実証されています。

このような方は、インプラント治療より ブリッジの方が適しています。

ここまでが今までの5回で解説してきた内容です。

本日の話しは、途中にありました 骨吸収に関係する話しです。
骨吸収を起こすと 審美ということが難しくなります。
骨吸収を起こす原因の一つとして、
インプラント治療を希望される方の多くは、トラブル(歯周病や歯根破折等)を抱えた状態が長くあったために、歯を支えていた骨が吸収してしまっているからです。

治療前にすでに難症例なんですね。

さまざまなホームページでインプラント治療の症例を見ることはあるかと思います。
ホームページ等で紹介されているインプラントの症例は当然と言えば当然ですが、最も良い結果を得たケースが多いでしょう。
そうした症例を見て、疑問として、
『骨が吸収して治療が難しいと言われたが、本当に審美的に治るのか?』
『全てのケースにおいて完璧な治療結果は得られるのでしょうか?』

答えとしは『No』です。
全ての症例において100%の結果が得られるものではありません。
インプラントは骨の中に埋め込まれるものです。
そして歯肉の内側にあるものです。
そのため、治療結果は、骨の状態や歯肉の状態に大きく左右されます。
(もちろん術者の技術力にも左右されますが…)
骨の幅や高さが十分にあり、歯肉の厚みにも問題がない症例であれば、治療の難易度は決して高くありません。

しかし、骨が痩せてしまった場合には インプラントを行うのに適していません。
そうした場合には、インプラント治療後にも審美性を獲得するのが困難になることがあります。

実際、上顎前歯部においてインプラント治療を希望されて来院される患者様の多くは、すでにかなりの問題を抱えていることが多く、『難症例』な場合がほとんどです。
私自身が日常行っている前歯部のインプラント治療では、
術前に十分な骨の高さや幅が存在していることは少なく、
ほとんどの症例においてGBR法(骨増大法) を併用します。

『骨が少なければ、GBR法(骨増大法) で、増大(再生)させればいいじゃないか?』
と思っていらっしゃる方も多くいらしゃいます。

しかし、GBR法は魔法の治療ではなく、どんな状態であっても思い通りに骨を元通りに再生(復元)できるわけではありません。

難症例であればあるほど、治療は困難を極めます。

治療のわずかな“エラー”が審美性を損なう結果を生んでしまうこともあります。

また、骨を大幅に増大させるということは移植する骨の量も多くなります。

難易度の高い骨増大治療(GBR法)は、患者様の負担も大きく、
治療後の腫れが長く続くこともあります。

審美性を第一に考える場合には、骨吸収の大きさが影響します。
そのため、あまりにも骨吸収が大きい場合には、インプラントよりもブリッジの方が適しているかもしれません。

本日までの6回で インプラントとブリッジのどちらが良いのか?
というテーマで解説してきました。

どちらの治療法が良いということではありません。

患者様の希望、
骨吸収の程度、
周囲の歯の状態(神経があるかのか? 歯周病等に問題ないのか?)
治療費、
治療期間、
全身疾患 等の有無
といったことを考慮して最終的に決定されるのです。


当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

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現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
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プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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