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骨吸収を起こすと治療が大変になる?:その2

12/10(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

始めに 年末年始 休診のお知らせです。
12/30(木)~1/4(火)
まで 休診とさせていただきます。

今日のテーマは、『骨吸収を起こすと治療が大変になる?:その2』です。

本日の話しは、前回の続きになりますので、
前回の話しをご覧になっていない方は、是非 前回のブログからご覧になって下さい。

インプラント治療を行う際に、最も重要なポイントが骨の状態です。
インプラントは、顎の骨の中に チタンでできたネジを埋め込む治療です。
そのため、インプラントを埋め込むための 骨の状態 が大きく影響するのです。

例えば、長いインプラント と 短いインプラント があります。
どちらのインプラントの方が長く保つ(長期的に安定する)と思いますか?
もちろん 長さの長いインプラントの方が 成功率が高いのです。
短いインプラントは、噛む力に耐えきれずに ダメになる確立が高くなります。

また、骨のにも大きな影響があります。
メーカー や インプラントのタイプによっても違いますが、
インプラントの太さ(直径)は、約4ミリ程度あります。
この4ミリの太さのインプラントを埋め込むためには、どのくらいの太さの骨であれば良いと思いますか?
その答えは、6ミリ以上です。
つまり、インプラントの太さより 厚みのある骨幅が必要なのです。
もし、骨幅が3ミリしかないとしましょう。
3ミリの幅の骨の中に 4ミリの太さ(直径)のインプラントを埋め込んだら どうなるのでしょうか?
当然のことながら インプラントは しっかりと安定しないですよね。
十分な骨幅も インプラントの成功にとっては重要なことなのです。

前回のブログでは、この骨吸収を起こす原因について解説しました。
少しおさらいをしましょう!
骨吸収が起こる原因として 以下のことが考えられます。
1.歯周病 を放置した場合
2.歯がないまま長期間そのままになっている 場合
3.歯根破折 を起こした場合
4.虫歯 を放置した場合
です。
特に歯周病 を放置した場合と歯根破折 を起こした場合は、歯を支えている骨が急激に吸収します。
その結果、抜歯後にインプラント治療が難しくなったり、骨吸収があまりにも大きい場合には、インプラント治療自体が不可能になるケースもあります。

それでは、骨吸収を起こしていたら どうすれば良いのでしょうか?
もし、骨吸収が起こっていた場合には、骨を増大させる治療法を行います。
この治療法をGBR法(骨増大法) と言います。
GBR法とはインプラントを行うにあたり、骨の幅や高さがない時に、骨を再生させる方法です。

ただし 前回は このGBR法(骨増大法) には限界があることも解説してきました。
GBR法(骨増大法) は魔法の治療ではありませんので、いくらでも骨が再生するわけではありません。
限界があるのです。

さて ここから 本日の話しになります。
最近は、この骨吸収が非常に進行した方が多く来院されます。
つまり、歯周病 歯根破折 を長期的に放置した方が多いということになります。
悪い状態を放置すると 状態はどんどんと悪化していきます。
なぜ、悪い状態を放置する患者様が多いのでしょうか?
その理由として インターネットの普及 と 自己判断をする人が多いことです。 
インターネットは 確かにさまざまなことを調べるには 非常に便利なツールです。
私自身も分からないことを調べるために インターネットを利用しています。
しかし、インターネットの世界には、莫大な量の情報はありますが、その全てが正しい情報ではないということです。
当然のことながら 私が最も知り得る 歯科の世界でも
インターネットでさまざまなホームページをみると 
明らかに誤った情報 や 過大な情報 が氾濫しています。
しかし、それを見ている患者様からすれば、
どれが本当で どれが間違った情報 であるのかは分からない ことが多いのです。

このブログを読まれている方の中には、当然のことながら 歯科治療に関する悩み や 疑問をお持ちの方が
いらっしゃると思います。
「良い治療法はないのか?」
「良い歯科医院はないのか?」
「他に治療法はないのか?」
「抜歯しない治療法はないのか?」
等 さまざまなことで悩んでいると思います。
もちろん 情報を得る上で 時間をかけて 情報を得ることは大切なことです。
しかし、歯科治療もそうですが、病気は時間を待ってくれません。
先程 骨吸収の原因である 歯周病 を放置した場合と歯根破折 についてお話しましたが、時間をかけて調べているうちに 骨吸収がどんどんと進行してしまうことがあります。
当医院にインプラント治療をご希望されて来院される患者様の中には、
「なぜ もっと早く来なかったのか?」
と考えられる患者様が多いのです。
「もう少し早く来院できていれば…治療がもっと簡単にできたのに…」
というケースが本当に多いのです。
また、重度歯周病の場合にも
「もっと早く来院されていれば…抜歯せずに済んだのに…」
というケースも本当に多いです。
歯周病を放置した結果、抜歯しか方法がない ということも当然のことながらあります。
しかし、重度歯周病の患者様に
「この歯は、あまりにも歯周病が進行しているので、どうしても残すことはできません。抜歯になります。」
と説明させていただくことがあります。
「歯周病治療が不可能な状態をそのまま放置することは危険であり、残っている他の歯も共倒れになってしまいます。」
と説明させていただきます。
しかし、患者様の中には
「抜歯という歯科医師はダメだ!」
「なんとか残してくれる歯科医院を探す!」
という思いを持っていられる場合があります。
転院をし、また新たな歯科医院を探すのです。
ご自身の希望をかなえてくれる歯科医院を見つけるまでが探すのです。

このようなことを繰り返すうちに
歯周病は、本来健康な状態であった部位まで感染を起こして
さらに多くの歯を失う結果になってしまうのです。
本当であれば、最初のダメな1歯だけを抜歯し、残っている歯を徹底的に歯周病治療をすれば、
十分 多くの歯を失うことがなかったのです。

例えば、癌(ガン)という病気があったとします。
そのガン(癌)は、かなり進行している状態であったとします。
抗ガン剤 等の薬では もう完治させることは難しい状態であったとします。
検査をした担当医師は、
「ガン(癌)の部分を切除しないとダメです」
と患者様に説明します。
しかし、患者様の中には
「なんとか切除(手術)しないで治療してくれる医師はいないのか?」
と探します。
しかし、次の医院でも
「切除(手術)が必要です!」
と言われました。
それでも 「なんとかならないのか?」
とインターネット等で探します。
そのようなことをしている間に癌(ガン)は進行してしまうこともあります。
次の医院を受診した時には、ガン(癌)は他の臓器にも転移してしまい、
さらに状況は悪化してしまいました。
結果的に全ての治療は難しい状態になってしまうこともあります。
「もっと早く 治療をしていれば…十分完治したのに…」
このようなことは 本当に多いのです。
誤った自己判断が結果的に病状を悪化させてしまうのです。

先にも話しましたように 当医院に来院される患者様の中には、
「もっと早く治療をしていれば…」
という方が本当に多いのです。
もっと早く治療していれば、もっと簡単に、完治も十分可能であったのに
なぜここまで放置してしまったのか?
ということです。

このブログはインプラントのブログですから
骨吸収を起こした場合の対応方法については、よく解説しています。
しかし、根本的には骨吸収をさせない状態で治療を始めることが 最も重要なのです。

次回のブログも本日の続きになります。
次回のインプラント基礎ブログは、12/17(金)です。



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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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ジャンル : ヘルス・ダイエット

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プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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