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インプラントの治療期間

7/29(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

始めに夏期休暇のお知らせです。
8/11(木)~8/15(月)まで休診となります。

今日のテーマは、『インプラントの治療期間』です。


インプラント治療を考えている患者様において、
『いつ歯が入るのか?』
『どれくらいで噛めるのか?』
『早く噛めるようになりたい!』
『治療期間(回数)をできるかぎり早く終了させたい』
と悩まれている(ご希望されている)のは当然のことです。

歯がグラグラしていたり、
歯がなかったり、
入れ歯では噛めないため
インプラント治療を検討されているのですから
早く治療を終了させたいというのは、切実なご希望であると思います。


インプラント治療は、チタンでできた“ネジ”を骨の中に埋め込むものです。
そして、骨とインプラントがくっつくまで、一定期間待つ必要性があります。

これは、腕や足が骨折した場合、ギブスをつけ、骨折した部位が“くっつく”まで待つのと同じです。
1日や2日で骨がくっつくということはありませんよね。

インプラントと骨が結合(くっつく)するのも、骨折した部位がくっつく(結合)するのと同じです。
どうしても時間(期間)が必要です。

インプラント治療が一般臨床として普及し始めた頃には、
インプラントと骨が結合(くっつく)するまで
下顎で3~9ヶ月、
上顎で7~11ヶ月程度の治療期間がかかっていました。

その後、インプラント自体にさまざまな改良がされ、インプラントと骨の結合期間は、どんどんと短くなっていきました。
多くのインプラント製造メーカーの研究開発によりそれは達成しました。

その一つが、 ストローマン・インプラント ( I.T.Iインプラント) SLAタイプです。

この開発により骨との治癒期間は最短で6週間となりました。

つまり、インプラント手術から6週間で、歯がはいる(被せ物が装着できる)というものです。

それでは、
どんなケースも6週間で治療が終了するのでしょうか?
もっと早くならないのでしょうか?
1日でどうにかならないのでしょうか?

答えとしては『No』です。

骨とインプラントが結合する『6週間』というのは、あくまでも最短の期間であり、
一定の状態のもと達成できる期間です。

その一つとして、上顎と下顎の骨の違いがあります。
『上下顎による骨の硬さの違い』です。
簡単に言えば、
上顎の骨は、軟らかく
下顎の骨は、硬い
ということです。
一般的に、硬い骨(下顎の骨)の方が骨と結合するまでの期間が短いのです。

また、骨の状態にも左右されます。
こちらのブログでも良く書きますが、インプラントを行うにあたり、最も重要なのが、骨の高さや幅です。
歯根破折
歯を欠損のままにしていたり、
歯周病
を放置していた場合、歯を支えている骨は吸収してしまいます。

例えば、通常、インプラントの直径(幅)は、『約4ミリ』です。
4ミリのインプラントがきちんと埋入できるために必要な骨幅は、『約6ミリ』です。

私が日々、インプラント手術を行う中で、骨幅が6ミリ以上あるようなケースは、
半数以下です。
多くの症例において骨幅が足りません。
その場合、骨幅を増大(増骨)させるような治療法を行います。
これが、GBR法です。
いつもブログを見ている方には、ご存知の治療法ですよね。
お分かりにならない方は、こちらをクリックして下さい。

さて、このGBR法を行った場合には、いくら下顎でも6週間で骨とくっつく(結合する)ことは難しくなります。
どれくらい骨の増大(GBR法)が必要かにもよりますが、治療期間は長くなります。

次に
『インプラントを埋入したその日に固定式の仮歯が入る』
という話です。

この方法を『インプラント即時荷重(即時負荷)』と言います。

もちろんこれは仮歯ですが、固定式であり、今までのような取り外しの義歯ではありませんので、食事や審美的に問題があることはありません。
インプラントには興味はあるが、仕事上どうしても食事ができなかったり、会話に支障が生じるのは困るという患者様にも良い治療法です。

ただし、この方法ができる方は、かなり限られてきます。
『インプラント即時荷重(即時負荷)』が行える条件は以下のようなケースになります。

まず、インプラントを埋入した時にほとんど動かないということです。
つまり、骨の吸収がなく、骨の幅や高さが十分存在することです。
埋入したインプラントが動かないということを研究的に説明しますと、
インプラントの動きが50~150ミクロン以内ということです。
しかし、実際の臨床ではミクロン単位まで計測して手術を行っているのではありません。
インプラントを埋入する場合、骨の状態が悪く、インプラントと同時にGBR法という骨を増大させる治療を併用することがかなりあります。
私が手がける症例において約半分の症例がこのGBR法を行います。
もちろん骨の状態が悪いということはインプラントを埋入しても安定しないということです。
つまり約半数の症例はすでに適応症ではありません。

次に、噛む力に耐えきるため、ある程度の本数のインプラントが必要です。
1~2本のインプラントではまずリスクがありすぎて行うことは少ないです。
少なくとも4~6本程度のインプラントが必要です。
これは早期荷重(負荷)の臨床データから得られた条件です。
そしてこの複数のインプラントを仮歯で連結固定することが必要です。
多くのインプラントを連結することで安定をはかるのです。

次に、インプラントの長さも大切です。
十分長いインプラントの埋入が必要です。
短いインプラント同士を固定しても噛む力に抵抗することができず、ダメになってしまうことが考えられます。

一般的には、『インプラント即時荷重(即時負荷)』の適応は、
総義歯の方のように多くの歯が存在しない場合で、
骨の吸収が少なく、しっかりしている場合で、
インプラント埋入直後に埋入したインプラントを仮歯で固定できることが必要になります。

次回のブログは、インプラントの治療期間の短縮についてさらに解説します。

次回のブログは8/5(金)になります。
お楽しみに!


当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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テーマ : インプラント最新情報
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医のブログ
また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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