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高齢でもインプラント治療は可能か?:その3

2014年 9月19日(金曜日)です。

このブログは、インプラントの基礎に関するブログです。

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今日のテーマは、『高齢でもインプラント治療は可能か?:その3』です。


前回のブログでは、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について解説しました。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の方でビスフォスフォネート剤を使用している方は
場合により インプラント治療が難しくなることがありますので、注意が必要です。

さて 本日の話しです。
高齢になるとさまざまな病気を持っている方が多くなります。
その一つに糖尿病があります。
糖尿病がどのような病気であるかは、多くの方がある程度のことがご存知であると思います。

糖尿病が進行すると 抵抗力 や 免疫力 が低下し、歯周病を引き起こしやすくなります。
また、インプラント埋入後に骨とインプラントが接合しないで失敗に終わるケースもあります。

しかし、全ての糖尿病患者様がインプラントが禁忌ということではありません。
血糖値のコントロールがうまくできていれば、インプラント治療も十分可能になります。
絶対的な基準というのはありませんが、
空腹時血糖値が150以下(状況により200以下であれば可能)
HbA1-cが7%以下(状態により8%以下であれば可能な場合があります)
尿ケトン体(-)
重篤な合併症がない
であれば、ほぼ問題はないといえます。
(ただし、血糖値がコントロールさえていることが前提です)
しかし、このような数値でも通常の方よりは感染のリスクは高いため、十分な注意が必要です。

また、現在糖尿病で通院されている場合には
必ず内科主治医との連絡をとって行えるかどうか決める必要性があります。
*HbA1-c(過去1ヵ月の平均的な血糖値)

しかし、上記以上の血糖値(HbA1-c)であったり、
血糖値が安定していない方は、インプラント治療は難しくなります。

また、現在糖尿病の治療を行っている方で、血糖値が安定している場合でも
注意が必要な方がいらっしゃいます。
それは、インスリン注射血糖降下剤 を服用されている方です。

インスリン注射血糖降下剤 を服用されている方は薬で血糖値の上昇を抑えているため、以下のようなことが起こることがあります。

インプラント治療の難易度や埋入本数により、治療後に食事の制限がある場合があります。
そのような場合、インプラント手術当日の 血糖降下剤の服用 や インスリンの自己注射 に問題を生じることがあります。
つまり、手術後に腫れ等で食事が十分取れなかった場合
いつも通りに決まった時間に 血糖降下剤の服用 や インスリン注射を行ってしましますと、
血糖値が下がりすぎてしまい低血糖症となってしまいます。

そのため、インスリン注射 や 血糖降下剤 を服用されている方は
インプラント相談の段階で必ず担当歯科医師に申告されることが必要です。
そして、インプラント治療後に腫れがあるのか?
食事制限があるのか?等の検討をし、
もし、低血糖等が起こることが考えられれば、
事前に内科担当医師との打ち合わせが必要になる場合もあります。

次に高血圧です。
高齢者で多くみられる病気の一つです。

まず始めに、高血圧ってどれくらいなの? ということから話したいと思います。

高血圧の定義は難しく、年々変化しています。
なぜ変化するのか? それは最新の予後調査の結果を取り入れるからです。
例えば、収縮期血圧が150mmHgの人がいたとします。
その人が10年後に脳卒中になる確率が 120mmHgの人より2倍高いという研究調査結果が出たとします。
そうすると脳卒中を防ぐためにもっと血圧を下げた方が良いということになります。
つまり、上記のように新たな調査データが出れば、高血圧の定義もどんどん変化するわけです。

また、ご自身が血圧が高いと思っていても実際に血圧を下げるために治療を受けている人はかなり少ないと言われています。

日本では高血圧の人は約2600万人いるとされていますが、
実際に治療を受けているのは2000万人以下と言われています。
つまり、実際の血圧を正確に把握している方は非常に少ないのです。
また、血圧は1日の中でも変動が非常に大きいものです。

緊張等によってもかなり変化します。
そのため、たまたま1回血圧を計った時に低かったとしてもそれは たまたま だったのかもしれません。
再度計測したら高かったということもあります。
そのため、当医院においても患者様ご自身の自己申告の血圧は正確なものとは思っていません。

一応参考として一般的に使われるのは、WHO(1993)の定義です。
『正常血圧』 は、収縮期140未満かつ拡張期90未満、
『境界域高血圧』 は収縮期140以上160未満 拡張期90以上95未満
それ以上を 高血圧としています。

ただし、これは参考値として考えています。
それは『境界域高血圧』 だったとしても非常に緊張が強い方は治療に際し、
簡単に20~30程度血圧が上昇することがあります。

治療前に安全と思われてもいざ治療を開始すると高血圧になることもあるのです。
血圧が高い場合には、その他の病気等の兼ね合いを考えていく必要性があります。
『単に血圧がちょっと高いだけだから大丈夫だろう』というわけにはいきません。
外科処置には総合的な判断が必要なのです。

それでは、血圧が高いとインプラント治療はできないのでしょうか?

血圧が非常に高い場合、インプラント治療は難しい場合があります。
ただし、血圧が高くても内科で治療を受けていて血圧の症状がきちんとコントロールされており、
麻酔が出来る状態であればインプラント治療は受けられます。

血圧が高い場合には、糖尿病とは違い治療後の治癒が悪いということではありません。
問題なのは手術中です。

インプラントは手術を伴うものです。
今まで、行ったことがない治療であったり、手術と聞くと 誰でも緊張するものです。
この緊張が血圧の上昇を起こす原因になります。
緊張で血圧が上昇するケースがありますから、高血圧症であることが事前にわかっていれば、
静脈内鎮静法 を行ってインプラント治療を行います。

静脈内鎮静法 を行うと治療中のことはほとんど覚えていない状態になります。
眠っている間にインプラント治療が終了することになります。
治療に不安を持っている患者さんには最適な麻酔方法です。

方法としては点滴をするように血管内(静脈内)に麻酔液を入れます(流します)。
麻酔が効くまで5~10分程度です。
後はインプラント治療が終了するまで寝ている状態です。
静脈内鎮静法は治療中ほとんど寝ている状態で処置が行えますので、
緊張等による血圧上昇を抑える効果的な麻酔方法です。
高血圧だからインプラントができないということではなく、安定していれば、
それが上昇しないように手術を行うことが大切です。

一番問題なのが、現在治療を受けていないが、以前血圧が高かったという人です。

上記のような方は事前に血圧測定を行い、その際に問題があると思われた場合には内科を受診していただきます。
歯科医院で行う血圧測定は単に現在の血圧の状態をみているだけで、その原因がわかるわけではありません。

高血圧症の方は他の病気も併発している可能性もあります。
現在の状態がまったく分からないという方が治療を行うにあたり一番リスクです。

安全な治療を行うためには的確な検査が大切です。

また、現在高血圧で通院されている場合には医科担当医との連携により治療を進めることが大切です。



当医院のインプラント治療費の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
型を取る費用、治療経過のレントゲン撮影、セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法) の費用、
OAM(大口式)インプラントシステム の費用、
GBR法(骨増大法) の費用、
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。

このブログが始まって以来 毎週金曜日にアップしていましたが、
今年の4月から毎週 大学で講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週金曜日にアップしたいと考えております。


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最近インプラント治療を行う際に静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) をご希望される方が非常に多くなってきています。
そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
ご希望の方は、ご利用下さい。
圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医
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プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
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また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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