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インプラント治療にかかる期間と回数:その7

6/19(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

本日も前回の続きで、『インプラント治療にかかる期間と回数:その7』になります。

前回までで、抜歯即時インプラントについて症例を加えながら解説してきました。
ここまでの話では、抜歯と同時にインプラントを埋入すれば、
麻酔も1回で行えますし、治療回数も少なくできます。
もちろん治療期間も短期間で行えます。
非常に良い方法です。
しかし、こうした方法は、現実的には、全ての症例に適応することはできません。
多くの症例では、抜歯と同時のインプラントは不可能と言ってもいいでしょう。

本日は、まず、この適応されない理由について解説していきたいと思います。

 
前回の症例では、インプラントの幅(直径)と歯(抜歯部)の直径には 違いがあり、
その幅を解消すべく インプラントの直径が広くなっている
『I T I TE(R)インプラント』を使用しました。

しかし、抜歯即時インプラントには、まだ多くの問題があります。

それは、抜歯した場合、そこには 歯肉がないが開きます。
インプラントを埋入した後、歯肉とインプラントの頚部を密着させようと思っても 歯肉のの方が大きく開いてしまっている場合には 隙間がなく完全に適合させることが困難になります。

そうすると 密着していない部分から食物等が入り、感染を起こしたりする可能性が出てきます。

つまり、抜歯したが完全に封鎖できないことが問題の一つになっているのです。

そのようなことを防止するために 一つの方法があります。
それを以下で紹介します。

その方法とは、あらかじめ抜歯はしないが、歯を歯肉の中まで削り、一度歯を歯肉の中に埋めてしまいます。
そして、歯肉が治るまで3週間程度待ちます。
歯は、歯肉の中にある状態になります。(歯肉の中に埋まっているのです)

インプラントを埋入する時には 歯肉をめくり、抜歯を行い、歯肉と密着させるか、歯肉の中に埋め込みます。

こうした方法を『抜歯即時インプラントにおける残根上歯肉の利用』といいます。
こうした話だけではわかりにくいと思いますので、図解していきます。

下の図5は、抜歯しないで、歯の上の部分を削除し、歯肉の中に埋込んだ状態です。
歯自体は、歯肉の中に埋まっているため、外からは見えません。

そして、インプラントを埋込む手術時に 歯肉の中に埋まっている 根のみを抜歯します。
図6、図7

その後インプラントを埋入します。
このようにすると抜歯した穴が開かないので、インプラントと歯肉との適合が非常に良く、
感染等のリスクが少なくなります。

2987655


それでは、次に『抜歯即時インプラントにおける残根上歯肉の利用』 の実際の症例を見ましょう!
99644


一番右側の写真は、歯肉の中にまだ歯の根が埋まっている状態です。
この状態でインプラント手術に移るわけです。



本日のまとめとして、
最初に解説したように 抜歯即時インプラントは、全ての症例に対応されるわけではありません。
現実的には、抜歯即時インプラントが適応されないケースの方が多いのです。
ほとんどの症例では、抜歯し、一定期間待ってから インプラントを埋込む方が多いのです。

例えば、骨吸収が大きい場合などは、インプラント埋入時に骨再生治療を行います。
このような場合には、抜歯即時インプラントは不適応になります。

また、歯の先に膿みが溜っているような場合でも抜歯即時インプラントは適応されません。
抜歯した部位(穴)の内部には、膿みが溜っているので、抜歯直後にインプラントを埋込んでしまうと、インプラントも膿みに触れることになります。
インプラントが感染するリスクが高くなりますので、基本的には 適応症とはなりません。

このような場合には、抜歯し、歯肉や骨の回復を待ってから
インプラントを埋込む方がリスクは低くなります。
ただし、少しでも抜歯した部位が早く治ることができれば、それだけ次のインプラント治療が早く行うことができます。
抜歯と同時に骨の回復が起りやすいようにする方法を
『ソケットプリザベーション法』 と言います。


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プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30~18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045-891-3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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