プロフィール

インプラント歯周病専門医

Author:インプラント歯周病専門医
インプラントなら横浜の大船駅北口歯科 院長の杉山です。
現在、インプラントは歯科治療いとってなくてはならないものとなっています。
それとともにインプラント情報はさまざまなホームページにおいても記載してあります。
このブログではインプラントの基礎について簡単に解説したいと思います。
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日本歯周病学会歯周病専門医、国際インプラント学会認定医のブログ
また、院長はインプラント認定以外に日本歯周病学会の専門医でもあることからインプラントと歯周病との関連についても解説していきたいと思います。

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     院長履歴
1993年 神奈川歯科大学卒業
1993年 同大学歯周病学講座入局
1999年 日本歯周病学会専門医取得
1999年 東京都にて杉山歯科医院開業
2003年 I.T.Iメンバー認定
2005年 国際口腔インプラント学会認定医取得
2006年 大船駅北口歯科インプラントセンター開業

診療時間:9:30〜18:00
休診日 :月曜日、木曜日、祝日
電話  :045−891−3334
住所  :神奈川県横浜市栄区笠間
    1―5―1リーフビル3階

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インプラントの耐久性:どれくらい保つのか?

9/18(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『インプラントの耐久性:どれくらい保つのか?』です。

インプラントは何年くらい保つのでしょうか?

インプラントの耐久年数は、決まっているものではありません。
トラブルが生じなければ、一生保つことも十分可能です。
つまり、20代でインプラントを行った人が、50年、60年…と 保つことも十分可能です。
しかし、全てのケースで100%の成功率ということはありません。
インプラント自体にも問題が生じるこがあります。

インプラント治療は、特別なことと思わないで下さい。
さまざまな原因でご自身の歯がダメになるように 
インプラント自体も さまざまな原因によりダメになることもあります。

例えば、歯ブラシが十分にできていなかったり、他の歯が歯周病であった場合には、
インプラント自体も歯周病に可能性があります。
インプラントが歯周病のような状態になることをインプラント周囲炎 と言います。

きちんとした歯ブラシができないと インプラント自体もダメになってしまうのです。
特に現在歯周病である方は、注意が必要です。

歯周病は、口腔内に存在する歯周病細菌が原因により起る病気です。
現在歯周病である方が、そのままの状態で インプラント治療を行うと
インプラントにも歯周病細菌が感染してしまうので、
必ずインプラント治療前に 歯周病を治しておくことが必要です。

次にインプラントがダメになる原因として、噛み合わせがあります。
噛み合わせとは、歯並びに問題があることだけではありません。

どんな方でも 就寝時には、歯ぎしり や くいしばり 等を行っています。
この歯ぎしりが大きな問題となるのです。
私が経験するインプラントのトラブルの中でも最も大き原因の一つです。

歯ぎしり や くいしばり による力は、非常に大きなものです。
起きている時に思いきり噛む力よりも はるかに大きいものです。
その力は歯と歯周組織の許容限界を超えるとも言われています。

歯ぎしりというと『ギリギリ』と音が聞こえる 状態を思われるかもしれません。
しかし、『ギリギリ』と音が聞こえないものもあります。
それが、くいしばり なのです。

くいしばり のことを専門用語で『クレンチング』と言います。
この『クレンチング』が大きな問題になるのです。

歯ぎしり や くいしばり(クレンチング)の強さは、日によって異なることが多くの研究で証明されています。
ストレス や 疲労した時に強くなるのです。

ストレスを受けると、無意識にクレンチングをするようになります。

通常、起きている日中では、上下の歯が過剰な力で噛み合うことはありません。
しかし、就寝時の無意識な状態では、許容範囲を超えた力で噛み合うのです。

この力が大きな問題となるのです。

今回のテーマは、『インプラントの耐久性:どれくらい保つのか?』です。
インプラント自体に耐久年数があるわけではありません。
どれだけ、患者様ご自身にリスクがあるかということです。
その一つが上記の 歯ぎしり や くいしばり です。

今回から何回かにわけて、この 歯ぎしり や くいしばり について詳細に解説していきます。
そのためには、まず、天然歯と インプラントの違いについてご理解していただくことが重要です。

天然歯には『歯根膜』というものが存在します。
『歯根膜』とは、歯の根の周囲にある薄い膜状のもので、
歯と骨をつなぐ『じん帯』のような役割をしています。

また『歯根膜』の中には、咬む力を感知する知覚神経が存在します。
『歯根膜』には一定の幅があり、物を咬むとこの幅の分だけ歯は動きます。
つまり『歯根膜』は『クッション』のような役割をしています。
この『クッション』が噛む力をコントロールするのに非常に大切なのです。

しかし、インプラントにはこの『クッション(歯根膜)』は存在しません。

骨と『クッションがないインプラント』がダイレクトに骨と接触しているため、
咬むカによって動くことは ほとんどありません。

そのため、噛合わせに問題がある場合には 無理な力がインプラントに直接加わり
影響を及ぼします。

今回は、第一段階として、天然歯とインプラントの違いについて解説しました。
これをご理解していただくと 次回からの話が分かりやすくなると思います。

次回のブログは、9/25(金)になります。
現在のHPには記載していない新しい内容になりますので、インプラント治療をお考えの方は是非ご覧になって下さい。


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インプラント治療は いつ頃からからあるの?:歴史

9/11(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『インプラント治療は いつ頃からからあるの?:インプラントの歴史』です。

インターネットの普及もあり、多くの方がインプラント治療をご存知になっています。
特に、このブログを御覧になっている方は、当然のことながらインプラントのことをご存知のことと思います。
もちろん知っている知識には 差があると思いますが…

インプラント治療をご希望されている患者様から以下のような話を聞くことがあります。
『昔は、インプラント治療がなかったので、義歯(入れ歯)をしていたんだ、もっと早くインプラント治療があれば、入れ歯でなく快適な生活ができたのに…』
といったお話を聞くこともありますし、
『10年前に抜歯したが、その時には、インプラント治療を知らなくて、歯を削ってブリッジをしました。あの時インプラント治療が分かっていれば、健康な歯を削らなくても良かったのに…』
といったお話もよく聞きます。

最近になり、多くの歯科医院でも行っている インプラント治療 ですが、10年前、15年前には、なかった治療なのでしょうか?

その答えですが、インプラント治療は、もうすでに 40年以上前からあったのです。

インプラント治療の歴史は、1950年にスエーデンの化学者ペル・イングウァール・ブローネマルク博士の発見から始まります。
ブローネマルク博士は、純チタンが 骨と拒否反応を起こさず、
チタン表面の酸素の膜を介して非常に強く結合することを発見しました。
これが『ブローネマルクインプラント』です。
このインプラントメーカー(インプラントシステム)は、現在でも最も信頼性のあるインプラントの一つとして、世界中で使用されています。

その後 ブローネマルクインプラントは、1965年に臨床応用され、
2000年時点で、世界中で約60万人の患者さんがインプラントの治療を受けています。

つまり、今から10年前にすでに世界中で60万人の患者様が インプラント治療を受けていたのです。

また、40年前に行ったブローネマルクインプラントを行った患者様は、現在も問題なく機能していると言われています。

私が大学を卒業し、大学病院に勤務した頃に 日本口腔インプラント学会 という学会で始めて研究発表をしたのが、1993年です。
90年代には、日本においても インプラント治療は 特殊なことではなく、すでに歯科治療の一つになっていました。

しかし20年前は、まだ一般的に患者様に知られる状態ではありませんでした。
2000年頃からインプラント治療もインターネットの普及により情報を得る機会が増え、
一般の患者様にも知られるようになってきました。
そうなるとインプラント治療をご希望される患者様が増えます。

インプラント治療自体も2000年頃から大きく変化をしてきます。
先にも書きました1965年当時のインプラントと現在のインプラントでは、
大きく違っています。
歯科医療の進歩とともにインプラントも進化しています。
その変化が大きかったのが、2000年頃なのです。
使用のニーズが大きければ、製品の開発にも影響があります。
2009年の現在では、インプラント本体自体は、ほぼ完成型に近い状態にまで達成していると言われています。

今後もインプラント治療は、歯科医療の中でも大きな位置を占める分野になってくるでしょう。

ただし、まだ完全普及には至ってはいません。
その大きな理由には、治療費の問題があるからです。

次回の基礎ブログでは、インプラントの治療費について解説します。



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歯が多数欠損している場合の治療の進め方

9/4(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『歯が多数欠損している場合の治療の進め方』です。


歯が多数欠損している場合の治療の進め方として、いくつかの方法が考えられます。

まずは、欠損部に何本かのインプラントを埋込み 
インプラント ブリッジとする方法が考えられます。

欠損は、固定式になりますので、義歯ではなくなります。
最も噛める方法です。

しかし、欠損数が多い場合には、何本もインプラントを埋込むことになり、
治療費もかかります。

欠損が上下顎、左右側にあった場合には、治療費も大変です。

こうした場合には、全て行うのではなく、
今回は、上顎のみ、下顎のみ、右側のみ、左側のみ、前歯のみ…
といった具合で、部分的に行うことも一つの方法です。

全ての欠損を一度に行うことは、費用的にも大変ですから…

例えば、以下のような方もいらっしゃいます。

上下顎左右の奥歯がない(欠損)方で 現在義歯をされている方で
義歯(入れ歯)であると 違和感も強く、硬い物も食べられずに 食事が十分できない!
という患者様で、
『義歯(入れ歯)でない、インプラントにしたい!』
という希望はあるが、
『全てインプラントにすると治療費が…』
という場合には、
まず、上顎のみインプラント ブリッジにし、その後 下顎も考える
といった方法を行う方もいらっしゃいます。

また、左右の奥歯に歯がないが、
とりあえず、右側で食事(噛むことが多いので)することが多いので
『右側のみインプラントを埋込み、噛めるようにしたい!』
というご希望がある患者様もいらっしゃいます。

このように まず、上下顎どちらか 左右側のどちらかにインプラントを行い、
噛めるようになった後で、他のことを考えたい と考えられている方も多くいらっしゃいます。

こうした方法でももちろん大丈夫です。

歯科治療の目的の一つは、『噛めるようになること』ですから
歯が多数欠損している場合には、その目的を達成するために、
まずは、部分的にでもインプラントを埋込み
固定式のブリッジを 行うことは有効なことです。

また、奥歯が2本もしくは、3本 等の複数欠損している場合でも
『まずは、1本のインプラントを埋込み、今後、追加してインプラントを考えたい!』
とご希望されている方もいらっしゃいます。

どのような治療方法をご希望されているかにより、治療計画を立てることが可能ですので、
ご希望を担当医に話されることが一番良い方法です。

どのような治療方法が可能かどうかは、担当医に聞いて見て下さい。



当院においても 明後日 治療をされる方も 数年前に下顎の奥歯のみにインプラントを行っています。
今回は、上顎の奥歯にインプラントを行う方です。

この治療報告については、9/7(月)の インプラントブログの中の『今週のインプラント手術報告』で詳細を解説する予定です。
(手術のキャンセルがあった場合には、他のインプラント手術報告になります)



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インプラントの活用方法

8/28(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

早いもので、8月ももう終わりです。
今年も残すところ後4ヶ月です。

明後日(8/30)は、選挙です。
日曜日は診療ですので、私は、昨日の休診日に投票に行ってきました。
期日前投票でしたが、ものすごい混んでいました。


今日のテーマは、『インプラントの活用方法』です。

インプラントの治療方法には、いくつかの活用法があります。

1.ブリッジのかわりに歯を削らずにインプラントを行う方法

  歯が少数歯欠損した場合で、欠損の両側に歯が残っている
  時に行う治療方法には、
  欠損周囲(両側)の歯を削り、連結されたブリッジを装着
  する方法と
  歯を削らずに単に歯がない部分に義歯(入れ歯)を行う方法、
  歯を削らずに欠損部位のみにインプラントを埋込む方法が
  考えられます。
  どの治療法が一番優れているということではありませんが、
  インプラント治療は、歯を削らずに、固定式になりますので、
  利点は多い治療法と言えます。


次に
2.入れ歯のかわりにインプラントを埋入する方法

  歯が欠損していて入れ歯では噛めない方や
  入れ歯では違和感が強い方
  固定式の治療を希望される方
  には、優れている方法です。
  今まで総入れ歯であった方でもインプラント治療を行うこと
  により義歯から解放され、歯がもともとあった状態と同じよ
  うに噛むことが可能になります。

  
次に
3.入れ歯を固定させるためにインプラントを埋入する方法
  
  現在入れ歯を使用しているが、
  入れ歯が外れやすかったり、
  入れ歯が動いて噛めない方に適している方法です。
  先程の2番目の方法は、歯の欠損数に合わせて数本の
  インプラントを埋込みブリッジとする治療方法ですが、
  この治療方法ですと 歯のない数が多い場合には、どうしても
  埋込むインプラントの本数が多くなってしまうため、治療費の
  問題が生じてしまいます。
  特に歯が1本もない方では、完全固定式のインプラント
  ブリッジにすると6〜8本程度のインプラントの埋入が必要な
  ことが多くどうしても治療費が高額になってしまいます。
  そこで、2〜4本のインプラントのみ埋入し、
  そこに義歯を固定するための装置を付けます。
  この装置により、入れ歯は強固に固定されますので、
  入れ歯が、落ちなくなり、ガタガタと動くことも少なく
  なります。
  費用 と 効果 といった両方を考えれば非常に良い方法と
  言えます。
  このブログでは、この方法のことを『インプラント義歯』と
  言うことにします。

今回のブログでは、この『インプラント義歯』の話をさらに詳しく解説します。

入れ歯で安定がしにくいのは、特に下顎が多いのですが、
この場合には、下顎の犬歯があった部位の左右に1本づつインプラントを埋入することが多いのです。
骨の吸収状況 等によっては、他の部位に埋入したり、骨吸収が大きい場合には、
さらに1〜2本のインプラントを追加する必要性がありますが、
2本のインプラントのみでも現状の義歯よりは、はるかに安定が得られます。

さて、治療方法です。
まず、インプラントを埋込みます。
骨の状態に大きな問題がなければ、埋入時間(手術時間)は、約15分程度です。

特別なことがないかぎり、手術当日から入れ歯は、使用できます。

手術から1週間〜10日程度で抜糸になります。

その後、義歯の調整を数回行います。

手術後、約2〜3ヶ月で、インプラントと骨が結合しますので、
その時にインプラントと義歯を固定するための装置を取り付けます。
装置の取り付け時間は、約30程度ですが、インプラントの数が多かったりした場合には、
1時間程度かかることもあります。

これで終了です。
もし、新しい義歯の作製が必要な場合には、インプラントの手術後、歯肉が治癒するのを待ち、型を取ります。

治療自体は、さほど大変なことではありませんし、
現在御使用の義歯は、治療期間中は、通常どおり使用できますので、ご心配はいりません。


当医院でもこのようにインプラント義歯にされた患者様は、現在の義歯よりもはるかに
噛めるようになり喜ばれています。
そのため、インプラント義歯にされた患者様は、
ご家族 や ご友人 等をご紹介していただくことが非常に多いのです。

インプラント義歯は、治療の大変も少なく、治療もシンプルで行え、治療費も一番抑えられる方法です。

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インプラント と ブリッジ どちらが長く保つのか?:その4

8/21(金曜日)です。

このブログは、インプラントに関する基礎基礎を学ぶブログです。
毎週金曜日にアップしています。

今日のテーマは、『インプラント と ブリッジ どちらが長く保つのか?:その4』です。

インプラント と ブリッジ どちらの治療方法が良いのかを 3回にわたり解説してきました。
簡単に今までのおさらいをしたいと思います。

ブリッジは、欠損部の両側の歯を削る必要性があります。
インプラントは、歯を削ることはありません。
この点を考えれば、インプラントの方が良いということになります。
また、ブリッジの場合、欠損部に加わる力を天然歯で支えるため、
土台となる天然歯の状態が悪い場合には、非常に負担がかかりやすいのです。
もちろんインプラントは、天然歯には負担をかけません。

しかし、インプラントは骨の中にチタン製のネジを埋込む治療であるため、
骨の状況により、治療が困難になったり、できないこともあります。

ただし、インプラントとブリッジの予後報告(どれだけ長く保つか?)では、
インプラントの方が長く保つことが多くの報告により実証されています。

今日は、インプラント と ブリッジ についての まとめになります。

インプラントが適応されないケースとして、
骨の状態以外にも 全身的な問題もあります。

これは、インプラントは外科処置を伴うからです。
ただし、外科処置といっても どれだけ大変かどうかは、
インプラントを埋込むための骨の状況により違います。

骨の吸収がさほどなければ、インプラント治療は さほど大変ではありません。
1本埋入するだけであれば、麻酔時間を除けば、5〜10分程度で終了します。
治療中の大変さもありませんし、
治療後に ほとんど腫れることも少ないのです。
ご心配されるような治療ではありません。

しかし、骨の状況が悪い場合には、インプラントを埋入すると同時に骨の幅や高さ等を増大させるための治療が必要なことがあります。
この治療法は、
GBR法(骨増大法)
ソケットリフト法
と言います。

どの程度 骨吸収があるかによっても違いますが、
1本の埋入で15〜40分程度かかることもあります。

手術時間が長ければ長くなる程、治療は大変になります。

大変な治療になった場合には、治療後の腫れ等が大きく起ることもあります。
(治療中は麻酔をしますので、痛みはありません)

お仕事の関係等で、どうしても腫れることが無理な場合には、
骨吸収が大きければ、インプラントは不適と言えます。

また、コントロールされていない重度の糖尿病の場合にもインプラントは不可能になります。

それ以外にも骨粗鬆症で『ビスフォスフォネート剤』を服用されている方もインプラント治療等の外科処置はできません。
欠損があってもブリッジになります。

また、成長期の子供には、インプラントはできません。
これは、骨の成長途中である場合、骨に触れるインプラント治療は適さないからです。
一般的には、18歳以上が基準です。

逆に 高齢であっても健康な方は、インプラント治療はまったく問題なく行えます。
私自身 90歳近い方にインプラント治療を行った経験が 何症例もあります。

また、重度の歯周病であった場合で、歯周病の予防の基本である歯ブラシが十分できていない方もインプラント治療は避けた方が良いでしょう。
この理由として、インプラントも天然歯と同様に歯周病のような状態になってしまうからです。
インプラントが歯周病のような状態になることをインプラント周囲炎 と言います。

また、人工透析をされている方もインプラント治療は避けた方が良いでしょう。

また、ガン(癌)の治療で 現在 放射線治療を行っている方は 基本的にインプラント治療ができません。

また、脳梗塞等の脳血管に問題がありった場合で、6ヶ月以内はインプラント治療を避けた方が良いでしょう。

高血圧に対しては、状況にもよりますが、インプラント治療には大きな問題はありません。
手術中に血圧が上がらないような対応を行いながら手術します。

このように全身的な問題がある場合には、インプラント治療よりもブリッジの方が適していることも多くあります。

現在 御病気をお持ちの場合には、事前に歯科医院にて確認されることが大切です。


上記以外にもインプラントとブリッジでは、治療費も変わってきます。
例えば、ほとんどのケースでは、ブリッジは、健康保険が適応されます。
ただし、歯の欠損が多かったり、欠損部位によっては、保険が適応されないこともあります。
また、保険のブリッジの場合、前歯の6歯分は、保険で白くできますが、
奥から4歯分は、保険では、金属製になります。
金属製であるとどうしても審美的には問題が生じていまいます。

また、保険のブリッジでは、前歯は、白い被せ物が可能と説明しましたが、材質は限定されます。
保険が適応される材質は、プラスチック のみになります。
プラスチックは、時間の経過とともに必ず、変色を起こします。
また、白い部分は、表面(外側)のみであり、裏側は、金属製になります。

インプラントかブリッジかを選択する場合には、
費用や材質等の確認も重要です。

インプラント治療は、保険はまったく適応されません。

治療期間も違います。
一般的にブリッジの場合、型を取れば、約1〜2週間程度で完成します。(1〜3歯程度の少数歯欠損の場合)
しかし、インプラント治療の場合には、
インプラントを埋込んでから約2〜4ヶ月程度待ち、
その後、型を取ることになります。
時間をかなえれば、ブリッジの方が良いでしょう。

ただし、インプラント治療期間中は、歯がないということではありません。
仮歯を作製したり、仮の義歯等を使用することも可能です。

このため、一概に インプラントとブリッジを比較することは、難しいことであり、
患者様の全身的な状況、
残っている歯の状態、
歯周病の状態 や 噛み合わせの状態、
治療費の問題、
治療期間の問題、
インプラントを埋込む骨の状態
等によって大きく変わってきますので、
まずは、歯科医院にてどういった治療方法が一番良いのかを
ご希望も含め、ご相談されることが良いと思います。

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